メンデルスゾーンの命日

今日（11月4日）は、フェリックス・メンデルスゾーン（1809-1847）の命日です。




わずか38歳の短い生涯にもかかわらず、あの有名なヴァイオリン協奏曲や、

『真夏の夜の夢』等、数々の名曲を残し、モーツァルト同様、天才ですね。

裕福な銀行家の家に生まれ、幼いころから育ちの良さがうかがわれます。


これは、メンデルスゾーン12歳のころの肖像画。

まるでキムタクのようですね！




両親は、自宅のサロンに画家、音楽家、科学者などを頻繁に招き、彼は、

幼少の頃から、芸術、学問の分野で様々な薫陶を受けました。

音楽だけでなく、絵画もプロ級でした。

素晴らしい水彩画やスケッチを多数残しています。




この水彩画と楽譜は、F.メンデルスゾーンがヘンリエット・グレーボー（H. Grabau)

に贈ったアルバム（グレーボーアルバム）の中の一葉で、メンデルスゾーンの自筆

によるものです。

水彩画は、指揮者を勤めたライプチッヒのゲンバントハウスを描いたものですが、

静謐な感じが印象的です。

楽譜はルイジ・ケルビーニ(Luigi Cherubini）のオペラ、アリババの一節です。

右下には、メンデルスゾーンのサインを認めることができます。


さて、今日は、そんなメンデルスゾーンに思いを馳せながら、『無言歌』でも聞く

としましょう！


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